しみの大きさや色調はさまざまで、その治療方法もシミの種類によって違ってきます。複数の種類のしみが混在している方も多く、当院ではお一人お一人に合った最適な治療を提案させて頂きます。

【１】老人性色素班（日光黒子）
20～30代以降に出てくるしみ（色素班）です。頬など日光に良く当たるところに多く出てきます。一番よく見られるしみの１つで、手の甲にも多く出てきます。形は円形に近いものが多く、周囲との境目がくっきりしています。当院ではピコシュアー（ピコレーザー）、アイコン（光治療）、エンビロンエステ、ケアシスS、外用治療（ハイドロキノンやクリニック専用化粧品）を用いた治療・ホームケアをお勧めしております。

【２】そばかす（雀卵斑）
幼少時から見られる顔のしみ（色素班）です。非常に小さい（1～2ミリ程度）シミがほぼ左右対称に鼻から両頬にみられます。家族にそばかすの方がみられたり、遺伝的素因によるものが多くみられます。
そばかすは、体質的な要素が強いしみなので、一旦治療でシミが消えても、数年以内にまた出てくる傾向があります。定期的なメンテナンス治療を強くお勧めします。
当院ではピコシュアー（ピコレーザー）、アイコン（光治療）、エンビロンエステ、ケアシスSでの治療がおすすめです。

【３】ADM（後天性真皮メラノサイトーシス）
思春期以降に出てくるアザの１つです。これまでのシミよりも皮膚の深い所、真皮にメラノサイトの増殖を認めます。顔の頬に左右対称性に出ることが多いです。
治療はレーザーで治療します。当院は最先端のピコレーザー（ピコシュアー）を導入しております。当院ではピコレーザーで治療をさせて頂きます。
 

よくある質問

しみが急に出てきましたが原因は何が考えられますか？

しみが急に増える原因として、紫外線や摩擦、ホルモンバランスの乱れなどが考えられます。年齢を重ねると、これまでの紫外線ダメージの蓄積で急にしみが現れることもあります。しみを消すにはクリニックでの治療が効果的です。

しみを即効で消すことできますか？

しみ治療で最も即効性があるのはレーザー治療です。ピコレーザーでスポット照射がおすすめですが、しみの種類により治療方法も違ってきますので、診察にてご提案させていただきます。

頬にある茶色のしみは何でしょうか？

頬のシミで最も多いのは老人性色素斑です。濃い茶色～黒っぽい色や大きさも様々で、肌の色と違うため目立ちます。原因も紫外線だけでなく加齢によるものやターンオーバーの乱れで出やすくなります。また両頬にモヤモヤと広がる肝斑も考えられますので、一度診察にて判断させていただきます。

そばかすの原因は何ですか？

そばかすは、体質的な要因が強いですが、他のシミと同様に紫外線を多く浴びることで肌を守るメラノサイトが過剰にメラニンを生成することで発生します。そのため、薄い色のそばかすが、紫外線により色が濃くなり目立つこともあります。

そばかす改善にはどのような治療をしますか？

当院では、アイコン（光治療）おすすめしています。アイコンは光治療の中でも、高出力で照射できる上、冷却機能がしっかりとしていますので、火傷や色素沈着のリスクがほとんどありません。アイコンは、照射時の痛みも抑えられおり、ダウンタイムも短く、そばかすはかなり薄くなります。