肝斑は30代から多くみられるしみの1つです。周囲の肌との境目がはっきりしないシミのため、肌がくすんでいると受診される方の中にも肝斑の方が多くみられます。肝斑は妊娠、出産や季節的に色調が変化することが多く、洗顔やお化粧の時に肌をこすって刺激していることなどが原因の1つになります。頬に多く見られますが、額や唇にも出現します。
治療はビタミンCやトラネキサム酸の内服治療が中心となります。レーザー治療だけ漫然と続けると悪化しますので、当院では内服治療を中心として、経過を見ながらピコレーザー(ピコシュアー)、ケアシスS、イオン導入、クリニック専用化粧品の使用、肌を極力刺激しない・こすらないスキンケアをご提案させて頂きます。
よくある質問
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肝斑の人がやってはいけないことは?
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日焼けはもちろんのこと、肝斑は刺激により悪化しますので、スクラブ入りの洗顔や、ピーリングの化粧品などの使用は肝斑部分に強い刺激を与え、悪化させる恐れがあります。また、レーザー治療も通常の強いレーザーは禁忌ですので、必ずお肌の状態を医師に診察してもらってから治療を行ってください。
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肝斑を薄くするにはどうすれば良いでしょうか?
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肝斑の治療は、ビタミンCやトラネキサム酸の内服治療が中心になります。速攻性はなく、継続することで徐々に肝斑が薄くなっていきます。ある程度薄くなれば、状態を見ながらピコトーニング治療も可能となります。
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肌がくすむのはなぜですか?
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肌のくすみの原因は紫外線予防をしていなかったり、顔をゴシゴシ洗ったりすることによる、メラニン色素の沈着で起こります。また肌の乾燥・血行不良でくすんでいることもあります。紫外線ケア・保湿・摩擦軽減を心掛けることでかなり改善されますが、それでも全く改善されないようであれば一度ご相談にお越しください。
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夕方になると肌がくすんでくるのはなぜですか?
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メイクをしていると時間が経つことで皮脂分泌で油分の割合が多くなり崩れやすく、くすみも起こります。また、夕方になると肌の水分量が低下、デスクワークの方ですと血行が悪くなることで朝と比べ肌がくすんで見える方が多いです。