多汗症
多汗症は、全身に汗が増加する「全身性多汗症」と、手のひらや顔、ワキ、足の裏など局所的に汗が増加する「局所性多汗症」があり、原因はそれぞれ異なります。全身性多汗症は糖尿病や甲状腺機能亢進症など、局所性多汗症は、精神的な緊張などが原因になりますが、原因が不明の場合もあります。

当院での多汗症治療は保険適応による治療だけではなく、保険適応外の外用薬を用いた治療も行っております。

手足の多汗症には

  • 内服薬(保険適応)
    プロバンサイン
    補中益気湯(ホチュウエッキトウ)など
  • 外用薬(保険適応外)
    パースピレックス(ロールオンタイプ)
  • パーピレックス

全身の多汗症には

  • 内服薬(保険適応)
    プロバンサイン
    補中益気湯(ホチュウエッキトウ)など

腋窩(ワキ)の多汗症には

  • 内服薬(保険適応)
    プロバンサイン
    補中益気湯(ホチュウエッキトウ)など
  • 外用薬(保険適応)
    エクロックゲル5%
    ラピフォートワイプ2.5%
    ※処方できる方は重症度による条件がございますので診察時にご説明させて頂きます。また、年齢制限があり、エクロックゲル外用療法は12歳以上、ラピフォートワイプは9歳以上の患者様対象となります。
  • エクロックゲル+ラピフォートワイプ2.5%
  • 外用治療(保険適応)
    ボトックス注射療法
    ※重度の腋窩多汗症に保険適応で治療が可能ですが、適応には条件がございますので、診察時にご説明させて頂きます。
  • 外用薬(保険適応外)
    パースピレックス(ロールオンタイプ)