赤ら顔は「酒さ」とも呼ばれ、鼻や頬、額などに赤みやニキビのような症状がでる慢性的な疾患です。

皮膚の症状に加えて、ほてりやヒリヒリ感などもみられます。赤みがずっと続くようになり、毛細血管拡張、皮膚が脂っぽくなります。さらに丘疹や膿疱(ニキビのような赤いポツポツや膿を持ったような白いポツポツ)が生じてきます。皮疹も顔全体に広がります。原因ははっきりしていませんが、ストレスや飲酒、日光や熱いお風呂などで悪化します。また、ステロイドの塗り薬を長期に使うことで酒さのような状態(酒さ様皮膚炎)が引き起こされることもあります。これは赤ら顔とは異なりますので、赤ら顔の治療は難しく長期間かかることが多いです。

当院では保険診療にてロゼックスゲルを処方、加えて赤みを取る効果が強い光治療器(アイコン)を導入しております。