医療脱毛とは、医療機関で医療用レーザー機器を使用して行う脱毛のことです。毛根にある発毛組織を破壊し、半永久的な脱毛効果を得ることができます。毛根を破壊する行為は医療行為にあたるため、医師または医師の指導を受けた看護師のみ行うことが認められています。

医療脱毛には主に「医療レーザー脱毛」と「ニードル脱毛」の2種類があり、当院ではソプラノアイスプラチナムを使用した医療レーザー脱毛を行っています。

医療レーザー脱毛といっても、1回の照射ですべての毛がなくなるわけではありません。
毛には「成長期」「退行期」「休止期」といった毛周期(ヘアサイクル)があり、脱毛に最も適しているのは成長期の毛です。

施術時に成長期にある毛は全体の約10~20%ほどといわれており、全ての毛が同時に成長期を迎えるわけではありません。そのため十分な脱毛効果を得るためには複数回の施術が必要になります。

毛周期について

毛周期とは、毛が生えてから抜け落ちるまでのヘアサイクルのことです。
このサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」の3段階に分かれており、脱毛に最も適しているのは成長期の毛です。
成長期の毛は、メラニン色素が濃く、毛の成長を促す毛乳頭とつながっているため、レーザーを照射すると熱が毛を伝って毛根組織を破壊します。

従来の「熱破壊式医療脱毛」では、高出力のレーザーを一度に照射するため、痛みを感じやすい傾向がありました。
一方、当院で使用しているソプラノアイスプラチナムは、「蓄熱式医療脱毛」という方式を採用しています。
毛根よりも浅い位置にあるバルジ領域に熱を蓄積させる仕組みで、低出力のレーザーを連続的に照射するため、強い痛みはほとんどなく、温かさを感じる程度です。

バルジ領域とは、毛包の上部にある膨らんだ部分で、発毛を司る幹細胞(毛包幹細胞と色素幹細胞)が存在する場所です。
いわば「発毛の指令本部」のような役割を持っており、近年の研究では、このバルジ領域を破壊することでも永久脱毛が可能であることがわかっています。

医療脱毛とエステ脱毛との違い

〇医療脱毛(クリニックで行う脱毛)

医療脱毛は、医療用レーザー機器を使用して毛根にある発毛組織を破壊することで、半永久的な脱毛効果を得ることができます。
毛根を破壊する行為は医療行為にあたるため、医師または医師の指導のもとで看護師のみが施術可能です。

また、万が一の肌トラブル(やけどや赤みなど)が起きた場合も、その場で医師が診察・処方対応できるため、安全性が高いのも大きな特徴です。

〇エステ脱毛(サロンで行う脱毛)

一方、エステサロンで行う脱毛は「光脱毛(フラッシュ脱毛)」と呼ばれ、毛根を破壊せず、一時的に弱らせることで毛の再生を抑える仕組みです。
使用できる機器の出力は医療機関よりも低いため、痛みが少ない反面、効果の持続は一時的で、定期的な施術が必要になります。

また、エステでは医療従事者が常駐していないため、肌トラブルが起きた場合はその場での治療対応ができません。

〇比較表

項目 医療脱毛 エステ脱毛
使用機器 医療用レーザー 光脱毛機(フラッシュ)
効果 毛根を破壊し、半永久的な効果 毛根を弱らせ、一時的な減毛
施術者 医師・看護師 エステティシャン
安全性 医師の管理下で高い 医療行為ではないため限定的
回数・期間 少ない回数で完了しやすい 回数が多く、長期間通う必要あり
トラブル時の対応 医師がすぐに診察・処方 医療対応ができない

当院が選ばれる理由

〇ソプラノアイスプラチナムで行う医療脱毛

当院では、米国FDA(アメリカ食品医薬品局)認可の蓄熱式医療脱毛機「ソプラノアイスプラチナム」を導入しています。
この機器は、3つの波長を同時に照射できるため、幅広い肌質や毛質に対応可能です。
色黒の肌や日焼け肌、剛毛から産毛まで効果が期待でき、さらに皮膚表面を冷却しながら照射することで、医療脱毛特有の痛みを大幅に軽減します。

〇無理な勧誘は一切なし

カウンセリング時にしっかり患者様のご要望をお伺いし、最適なプランをご提案いたします。
無理な勧誘はいたしませんので、じっくりゆっくりお考えください。

〇嬉しい学生価格

当院では、学生の方を対象とした特別価格を設定しております。
通常は6回目以降から施術料金が20%OFFとなりますが、高校生までの学生の方は、1回目から20%OFFの価格で施術をお受けいただけます。

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