細菌による感染症です。とびひの部分に接触したり、とびひに触れた手を介して感染します。火事が飛び火するように広がっていくことから「とびひ」と呼ばれています。細菌のついた手であせも、虫さされ、湿疹などを引っ掻いたり、擦り傷に感染することで広がります。
黄色っぽい小さな膿のあるプツプツが乾燥したり、破れてかさぶたを作るタイプと、水ぶくれが出来て、破れてびらんを作るタイプがあります。6月から9月の夏場に多く、皮膚のバリア機能、免疫機能が未熟な小児に多くみられますが、最近ではエアコンの普及で冬にも見られます。
抗生物質の内服、外用で治療します。
とびひの部分を清潔に保つため、入浴時は泡立てた石鹸でやさしく洗った後は、石鹸が残らないようにシャワーでしっかりと流します。
プールはお休みすることをおすすめします。